2022.10.26
水稲部会は10月26日、「令和4年産 米の食味コンクール」の最終審査会を本所で開きました。最優秀賞に、山武市鳴浜地区の橋本弥一さんが輝きました。
同コンクールは「消費者に喜ばれ、おいしいという感動が生まれる米作り」に向けた生産者の意識高揚と、「さんぶのお米」のイメージアップが目的です。入賞者の施肥設計はコンクール参加者全員で共有し、生産技術の向上に役立てます。
今年度は「コシヒカリ」140点が出品され、1次審査で成分分析計を用いた品質評価値を測定。2次審査では千粒重と整粒歩合を審査し、上位6点を選出しました。最終審査では、山武農業事務所やJA全農ちばの職員、米卸売会社の担当者、地元消費者、同部会役員、JA役職員ら19人が食味官能審査を行い、香り・外観・味・粘り・硬さを評価しました。
審査員の一人は「どれも粘りや甘みがあり甲乙つけがたく、山武郡市のお米のレベルの高さに驚いた。今後もおいしいお米を作り続けてほしい」と講評しました。
入賞者の米は、JA全農ちばが行う「千葉米食味コンクール」へ出品します。
最優秀賞=橋本弥一(鳴浜)
優秀賞=小川信光(豊成)、鈴木龍治(豊海)
優良賞=渡邉明(緑海)、平山和夫(千代田)、三枝正和(正気)
▲審査員による食味官能審査