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2022.11.21

「九十九里海っ子ねぎ」出荷好調!

海水をかけて育てるJA山武郡市のブランドネギ「九十九里海っ子ねぎ」の出荷が、11月21日から山武市の第三集出荷センターで始まりました。

「九十九里海っ子ねぎ」は、2002年の台風をきっかけに誕生しました。台風による塩害で、沿岸地域で栽培されていた多くの農作物に被害が発生しましたが、ネギだけは枯れず、むしろ味が良くなりました。これに着目した同JAと現在の千葉県山武農業事務所が調査・研究を重ね、2006年に商品化しました。

園芸部葱部会の川島勝彦部会長は「今年は台風被害等もなく好天が続いたため、例年より2週間ほど生育が進んでいる。生育・品質ともに上々なので、甘くて柔らかい海っ子ねぎを一人でも多くの人に味わってもらいたい」と話しました。

今年産は、生産者14人が7.5ヘクタールで作付けしています。出荷のピークは年明け1月ごろの見込みで、4月中旬までに4万8000ケース(1ケース5キロ)を計画しています。出荷先は首都圏の市場のほか、量販店の産直コーナーや農産物直売店「山武緑の風」などで販売します。

◎「九十九里海っ子ねぎ」の詳細はこちら

▲海水をかけて育てる「九十九里海っ子ねぎ」

▲集出荷場に海っ子ねぎを搬入する生産者