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2023.01.13

春を呼ぶ野菜「葉タマネギ」出番

葉タマネギの本格出荷を前に、大網経済センター園芸部玉ねぎ部会は1月13日、販売査定会を同センターで開きました。部会員、市場担当者、関係機関職員ら15人が参加。販売情勢や販売方策などを確認した後、現品査定を行いました。

現品を確認した市場担当者は「葉の色が濃くて玉の肥大も良く、どれも高品質。ぜひこの品質を維持して今後の出荷にあたってもらいたい」と部会員を激励しました。

葉タマネギは「春を呼ぶ野菜」と言われ、毎年1月から3月上旬に収穫する期間限定の農産物。葉ごと食べることができ、甘くて柔らかい食感が特長で、酢みそ和えのほか、炒め物や煮物などの料理にも合います。同部会では消費拡大を図ろうと、包装資材にレシピを付けて出荷しています。

今年産は部会員9人が栽培。年明けから雨が少なく乾燥が続いたため、若干出荷が遅れているものの、出荷量は例年並みの見込み。2月中旬にピークを迎え、約4000ケース(1ケース7キロ)を出荷する計画です。

日暮豊治部会長は「生産コストの上昇で厳しい状況が続いているが、より高品質な葉タマネギを出荷し、昨年を上回る販売高となるよう頑張りたい」と話しました。

葉タマネギの出荷規格を確認する部会員ら