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トピックス

2023.10.31

米の食味コンクールを開催

水稲部会は10月31日、「2023年産 米の食味コンクール」の最終審査を本所で行いました。
最優秀賞には大網白里市の湯浅弘史さんが輝きました。

同コンクールは「消費者に喜ばれ、おいしいという感動が生まれる米作り」に向けた生産者の意識高揚と、「さんぶのお米」のイメージアップが目的。
入賞者の施肥設計はコンクール参加者全員で共有し、生産技術の向上に役立てます。

今年度は初の試みとして、「コシヒカリ」に加えて千葉県のオリジナル品種「粒すけ」も審査の対象としました。
コシヒカリ130点、粒すけ14点が出品され、1次審査で成分分析計を用いた品質評価値を測定。
2次審査では千粒重と整粒歩合を審査し、上位6点(コシヒカリ4点、粒すけ2点)を選出しました。

最終審査では、農業事務所やJA全農ちばの職員、米卸売会社の担当者、一般審査員、同部会役員、JA役職員ら17人が食味官能審査を行い、香り・外観・味・粘り・硬さを評価しました。

一般審査員の一人、地元中学校の栄養教諭は「どれも甲乙つけがたい、とてもおいしいお米だった。普段から学校給食でも食べているが、こんなにおいしいお米をいただけているのは幸せなことだと実感した」と講評しました。

▲香りや食味を審査する審査員