JA山武郡市

文字サイズ
  • 標準
  • 拡大

トピックス

2025.04.07

小玉スイカ出荷スタート!

園芸部西瓜部会は4月9日、小玉スイカの出荷を始めました。今年産は交配時の寒暖差の影響により裂果や玉の肥大が悪くなるなど、部会員は栽培管理に苦労していましたが、4月以降は気温が上昇し、生育が順調に回復しています。

出荷に先立ち、4月4日に芝山町の芝山経済センターで試し切りを実施。4月7日には、同センターで部会員、山武農業事務所職員、JA職員ら20人が参加し目揃え会を開きました。玉を叩いて品質を確かめたり、選果基準を統一するために重量や形状を確認しました。

糖度検査では、今年度から導入した非破壊糖度計を併用しながら測定を実施。同部会の出荷基準の12度を上回る数値となり、糖度・食味ともに良好な出来に仕上がりました。

今年産は部会員22人が4へクタールで栽培しています。出荷は5月中旬から6月中旬にかけてピークとなり、7月までに約1万6,000ケース(1ケース約9キロ)の出荷を見込んでいます。

井上俊也部会長は「部会員が一丸となって選果・選別を徹底して、高品質なスイカを消費者に届けたい」と話しました。

▲出荷規格を確認する部会員

▲JA共済の地域・農業活性化積立金を活用して導入した「非破壊糖度計」