2025.08.25
第三集出荷センター園芸部トマト部会は8月25日から、抑制トマトの出荷を開始しました。
昨年は黄化葉巻病の発生や夏場の高温により、多くの部会員が栽培に苦労しました。こうした状況を受け、同JAは今年、山武農業事務所と連携し、部会員全戸を訪問して栽培指導を実施。また同JA独自の支援策として、高温対策資材や防虫資材の導入を促す助成も行っています。その結果、今年は黄化葉巻病の被害が昨年より抑えられ、部会員の徹底した栽培管理によって、品質は平年並みです。
同部会は本格的な出荷に先立ち、8月25日に販売査定会を山武市内で開催。部会員、市場関係者、関係機関職員ら60人が参加し、販売方策や出荷計画を共有したほか、品質の均一化に向け選果基準や注意点を確認しました。
本年は部会員81人が約20ヘクタールで栽培。出荷は9月下旬から10月下旬にかけて最盛期となり、12月までに、約18万ケース(1ケース4キロ)を首都圏の市場に出荷する計画です。
小川敏部会長は「選果・選別を厳格に行い、高品質なトマトを消費者のもとに届けよう」と参加者に呼び掛けました。
▲出荷規格を確認する部会員ら